上野トランステック株式会社

上野グループは1869年に廻船問屋として横浜で創業し、昨年創業150年を迎えました。海運事業を中心に石油製品をはじめとしたエネルギーの物流企業として2020年12月現在34社・約2,000名にて事業に取り組んでおります。

私たちが150年を超えて事業を続けることができたのは、物流の絶対要素である「安全輸送」、「安定供給」をお客様のニーズに合わせて提供し続けてきた事にあると考えております。

とりわけ、「安全輸送」についてはグループ各社のみならず、協力会社様と一丸となり『完全無事故』を目指し、様々な施策に取り組んでおります。また、環境保全の追及も企業の社会的使命であると考えており、お客様をはじめ社会の信頼に応えるべく事業のさらなる成長の最重要事項の一つとして取り組んでおります。

グループの中核を担う海運部門である上野トランステックは現在、国内と海外に事業を有し、2020年12月現在、内航部門は石油・ケミカルタンカーを中心に64隻を運航、自社船舶は白油船(3隻)、黒油船(1隻)、エチレンガス専用船(1隻)の計5隻を有し、95名の自社船員で運航しております。

自社船員においては、若手人材(新卒・中途)を積極採用し、船員教育に力を入れております。年功的な制度を廃し職務評価制度を導入、制度に基づき、仕事の成果に応じて船員の処遇を決定しており、若手でも高い評価であれば積極的に上位職へ登用しております。

弊社でもSECOJの制度を積極的に活用し、自社船員を各種訓練・研修・講習に参加させ、全体のボトムアップに日々取り組んでおります。今後も各種制度については積極的に活用していきたいと考えております。

最後に中長期的な内航海運業界の発展に弊社としても微力ながら尽力してまいる所存です。永続的な発展には業界全体で力を合わせ、課題を解決していく必要があると考えており、今後とも関係各所の皆様にはご支援賜りますようにお願い申し上げます。

上野トランステック株式会社
全国にガソリン、灯油等を運搬する白油船 

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上野トランステック株式会社

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