共同船舶株式会社

当社は世界で唯一の母船式捕鯨を行う技術と設備、人財を持った会社です。

古くはニッスイ、マルハ、極洋の大手水産会社の捕鯨部門を統合し、1987年からの商業捕鯨一時停止に伴い解散した日本共同捕鯨株式会社の意志を継承して、鯨類資源状況の解明と資源管理方式の確立を目的に当社が設立されました。

30年余りの調査捕鯨時代を経て、2019年からの商業捕鯨再開に伴い、現在は日本の200海里以内での捕鯨に携わっています。また、北西太平洋、南極海での鯨類資源の調査事業は継続して行っており、目視船を中心に活動しています。

当社は、捕鯨母船「日新丸」、目視採集船「勇新丸」「第二勇新丸」「第三勇新丸」を管理し、船員は約150名在籍しています。全国の水産高校や水産系大学の卒業生が多く在籍していますが、近年では他船種や他業種からの中途採用も積極的に行っています。

2050年には世界の人口が90億人を超えると推測されており、近い将来、世界的な食料不足が起こるのではないかと懸念されている中、食料自給率の低い日本は、鯨類を含む水産資源を持続的に利用して食の多様性を獲得していく必要があります。当社は、生態系のバランスに配慮した持続的な捕鯨を通じて、その使命を果たしていきたいと考えています。興味がありましたら、是非 ホームページをのぞいてみて下さい。

共同船舶株式会社

鯨の表皮を採取してDNA等を調べる調査中、写真は地球最大の生物「シロナガスクジラ」

共同船舶株式会社

捕鯨母船「日新丸」デッキに上げられる「イワシクジラ」。写真は体長約15m、体重約25t。この後解体され、最終的には約10キロのケース品として、冷凍保管される。

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