内海曳船株式会社

〇内海曳船について

 内海曳船(ないかいえいせん)は1961年の創業以来、瀬戸内海において曳船事業を営んできました。

瀬戸内海一円の臨海工業地帯の発展に伴う湾港設備の拡大、入港船舶数の増大、エネルギー関係専用船の発達への対応及び、顧客様の多岐に亘るご要望に対応する為、高速曳船や進路警戒用高速船を次々と建造し、現在21隻の曳船(タグボート)と2隻の高速警戒船(エスコートボート)を配備しています。             

拠点地は、東から堺泉北(大阪府)、小松島(徳島)、神戸(兵庫)、水島(岡山)、尾道、呉、宇品(広島)、松山、今治(愛媛)、徳山、宇部(山口)、大分。全部で12箇所に1隻から5隻のタグボート・進路警戒船が常駐しています。

乗組員は約130名が在籍しており、本船の安全で円滑な運航に寄与しております。

〇 曳船(タグボート)とは?

港湾内などの狭いエリアで細かく自由に動くことができない大型船をロープで牽引したり、船首で押すなどして誘導・補助し、安全に離着岸できるようにサポートすることがタグボートの役目です。

また、船体は小さいながらも馬力が大きく、多機能な設備を備えたものが多い為、進路警戒、荷役警戒、海上火災や流出油の処理に当たるなど、海上の安全を守るため様々な作業を行っています。

当社のタグボートは「ハーバータグ(港内用曳船)」であり、主に瀬戸内海一円の港湾内で稼働しています。どの地域でも通常のハーバー作業はありますが、進路警戒、ドック作業、警戒作業等、地域ごとに特色があります。当社ならではの多彩な作業を受注しています。

〇 仕事について

・甲板部 船舶の接離岸を援助する入出港作業や、大型船舶・危険物積載船等の進路警戒に係わる操船、並びに他船舶との無線交信を行います。

・機関部 入出港時におけるエンジンの始動・停止や、機関設備類の点検・修理に係わる整備業務、並びにタグラインの受け渡し等を行います。

新造船建造時には、甲板部機関部ともに造船所での艤装業務を行います。

船員採用のお問い合わせにつきましては、下記ホームページの採用情報をご覧ください。

内海曳船株式会社:http://www.naikaitug.co.jp/

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